Saturday, July 29, 2006

久しぶりのブログ更新

更新を怠っていたら、数人の当ブログファンから督促を受けてしまいました。ファンがいてくれたなんて、うっうっ、自分でも驚きなのですが。てゆうか、皆友人ですけど…

5月始めに発作的にブログを立ち上げ、当初は1日1回の更新では物足りないぐらい書きたい事もあり、文章・デザインの微調整等に励んでいたのですが、その間仕事が全く手につかず、これじぁいけないと更新を止めた後も1週間ほど疲れで寝込んでしまいました。5月の第1週と第2週ほとんど何の仕事もせずに過ごしたら、びっくりするほど仕事が溜り、気持ちの余裕を取り戻すまでに、そして遅れた仕事に追いつくまでに、なんと今までかかってしまいました。世の中で毎日ブログを更新している人もたくさんいて、そんな人達はすごいなあと感服する事しきりです。

海に囲まれたちょっと小高い丘の上に、ホテルがあって、東向きと西向きの窓がある。部屋にいながら好きな人と一緒に水平線に沈む夕日と水平線に昇る朝日を一緒に見る。勿論同じ日に。ビールでも飲みながら夕日を見て、夜の間ずっと子供の頃の楽しかったこととか、悲しかったこととか話し合って、いつのまにか夜が明けてくる。もう寝なきゃね、なんて言いながらうとうとしちゃったり。

「ギリシャのアテネにね、プラカ地区ってのがあって、小さな古い教会のそばにネフェリ(Nefelh)って喫茶店があるの。片思いの人ができる度にね、心の中で一緒に行ってみたんだよ。その喫茶店で一緒に何か飲んでる光景がしっくり想像できる人とね、つきあいたいなって思ってたの。今度一緒に行きたいね、聞いてるの?」なんてどうでもいい話をしたりね。

その日は午後から町に出ていこう。一緒に道に迷ってみたいな。歩いても歩いても、角を曲がっても曲がっても、足も疲れて、お腹も空いてきたけど、どうしても見知った街角に出て来ない。どこでもいいからって小さなお店に入ったら料理がすごくおいしかったりして。「又、明日来ようね」っ約束したけど、次の日はもう行き道を探せなかったり。そのおいしかった思い出だけがずっと二人の心に残ったり。

未だ道に迷ってるんだな、これが。あの曲がり角曲がっても帰り道が判らなかったらどうしようって、二人とも思ってるところで道を曲がったら、目の前にどーんって太陽が沈んでいる。感動を言葉にすると空疎になるのが怖くて、何も言えない、言わない。

敬愛する友人諸兄よ、こんな旅がしてみたいという私は底無しのロマンチストですか?諸兄には理想の或いは夢の旅はありますか?

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